今回のピックアップは
これ!

「いてくれてありがとう」
関根一夫

この人の顔は「なんでも聞きますよ〜、さあ話してごらんなさい。」と言っています。いつの間にか、いろんなことを話してしまいます。いわゆる聞き上手な筆者に、コミュニケーションの極意について聞いてみました。

今日は「いてくれてありがとう」という本が実際にインタビューで関根さんが言っていたような本なのか、少し検証してみましょう。

 みなさんは「いてくれてありがとう」って、どんな本だと思いますか?インタビューを呼んでくれた感じからいって、ハードカバーの豪華本ではないだろうという想像はつくと思います。
 僕がはじめてこの本を見た時は、「あは〜ん、なるほどねっ」と思いました。
 まず、カバーが無いのです。思ったより、薄いのです。で、値段も安い。つまり全体がカジュアルに出来てます。 そしてそっと自己主張している表紙。 中身もふくめて全体から受ける印象は、ミッキーマウスではなくてチャーリーブラウンです。(あくまで個人的な感想ですが)
 目次を見てみましょう。全体で3部に分かれています。1部が「存在論的人間観」。これが"起"にあたるところですね。なるほど、ここを読むとこの本に流れている基本思想を理解することが出来ます。
 2部が「エピソード」。ここは"承、転"にあたる部分です。関根一夫の目からみた出来事がいろいろと書かれています。(あたりまえか)どれも「な〜るほど」と思わせるものばかりですよ。
 そして3部。「なにから始めたら」。これは"結"ですね。よかったよかった、たしかにありました。最後の章が「継続を心がけること」です。あ〜よかった、今日も更新して。でもデイリープラットネットの継続なんて、日々の聖句の継続にくらべれば生まれたばかりの赤ちゃんみたいなもんです。
 そして、値段も教えてしまいましょう。800(税込)です。んで、インタビューの冒頭でも言ったように、挿し絵と、そこに書いてある一言がいいんですねぇ。明日はこの挿し絵も紹介してみたいと思います。

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