<第16回 ファッションはメッセージ>
この前、山野美容学院の着付けの先生にメッセージして、
その後パーティーがあったんだ。
そこにはカリスマ美容師や、テレビで見るような政治家も来てた。
山野さんが一緒に座ってくれって言うから、俺もその政治家と
同じテーブルに座ったんだよ。
みんなスーツなんだけど、俺だけバイクファッション。
その政治家が俺のこと見て
「いや〜、私は一生そういう格好はできないでしょうね。」って言うわけ。
で、何で俺がこういう格好で来れるんだろうって
いろいろ聞いていくうちに、
「仕事なに?」「牧師。」「え〜!!」みたいになるんだよ。
全部メッセージなんだよ。
俺の生き方が収縮されてんだよ、このスタイルは。
衝撃与える事もメッセージなんだよ。
何にもしゃべらなくても、立ってるだけで不思議なエネルギー感じる。
そこまで俺はなりたい。
外側のルックス、その言ってること。その人は牧師。
それでいてバイクファッション。 何なんだろう?ってね。
世の中の常識的な生き方してないけど、言ってることはすごく
ファンダメンタルで正統的な事言ってるな、ってね。
振り返ってみると、俺ってどんどん斬新になってんだよ。
新宿アルタの前に出て行って叫んでた時もそうだけど、
あの時代に白いスーツ着るっていうのは、バーの呼び込みじゃないけど、
斬新なんだよ。
十字架担ぐっていうことだって斬新。
47都道府県、十字架担いで全部まわる。
そしてヤクザが集まってきたら、大胆に入れ墨を見せる。
あいつらは「これは見せるもんじゃない!!」って言うから
「うそだ!風呂屋でしょっちゅう見せてんじゃねぇか!」
「ちょこっと見せんのよせ!大胆に見せろ〜!!」みたいなさ。
俺はその後も、どんどん新しいことスタートしてるからね。
今はバイクファッション。 だってしょっちゅうバイクに乗るからね。
バイクって道楽な乗り物だけど、道楽って道を楽しむって書くじゃない。
俺はバイクを通してキリストの道を楽しんでんだ。
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