週刊アーサー、不定期便
<第35回、ある講演会ーその4>

だから、大切なのは真心なんだ。
真心と言っても、自分自身の中にゆとりがなければ
お客さんとの関係もゆとりのないものになってしまうし、
自分自身をどうとらえているのかが大事。

自分に自信がないと、
高価なブランド品を身につけて
身の回りを固めたりするけど、
モノに負けてる。

フェラガモの靴に乗せられて、
シャネルのバックに引っ張られ、
ルイヴィトンの鞄に引きずられて、
全然着こなしてない、乗りこなしてない。

俺は、、ハーレーに乗って日本中を回るけど、
ハーレーがかっこいいから俺がかっこいいんじゃなくて、
俺がかっこいいからハーレーがかっこいい。

「みなさんは、俺のことを
傲慢だと思うかもしれないけど、
そうじゃないんだ。
世の中には謙遜を装った傲慢は多いけど、
俺は傲慢を装った謙遜なんだ。」
ってことで拍手喝采。

だからやっぱり、大切なのは内側だよ。

グランドキャニオンのような自然界に身を置くと、
俺ってちっぽけな存在なんだなあって思うよ。
でも、このちっぽけな者を
愛してくれる存在がいるんだなあってことを、
不思議だけど感じるね。

自然界は、
人にそのようなエネルギーを
感じさせてくれるけど、
都会の中では
心が疲れてみじめな気分になることが多い。

マザーテレサは「心の時代」だと言ってるけど、
そんな時代に年間3万人の自殺者。
親は子供に暴力をふるい、
子供は社会に暴力をふるう。

そんなグチャグチャな世の中で、
モノを売って金儲けすればいいのかって言うと、
そうじゃないだろ。
そうじゃなくて、
本当は人々に貢献するために生きてるんだろ。

「みなさんが提供する英語の教材を使って
英語を身につけることで世界が広がり、
人との出会いが多くなり、
いろんなことを語り合えるようになる。
だから、その仕事は
素晴らしい仕事ですごく大切なんだ。」

この講演のテーマは「Pride with LOVE」。
人を幸せにするために生きてるという
プライドを持つことは大切だよ。

「もし」や「だから」の愛が溢れる中で、
「inspite of love…にも関わらず」の愛があって、
それは空気のように流れて、
人々に届くものなんだ。

サービスというのは
「ワーシップサービス」から来てるって俺はよく言う。
「自分が愛されてるということに気づいた人間は、
その愛を見える形で表していく。」

「だから、一人ひとりが本当に愛されていて、
尊い価値ある存在だという意識が
心の中に芽生えれば、
自分が生きているのは偶然じゃないんだ
というプライドを持つことができ、
その愛を人々に分け与えていく者になれるんだ。」
というようなことを話たんだよ。

そして、本は完売。
誰かが別の講演会に呼びたいって、
繋がっていくんだよ。

…つづく

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