関根宣義(せきねのぶよし) |
東京芸術大学声楽家卒、同大学院修了。芸大定期ヘンデル「メサイア」を始め、モーツアルト「戴冠ミサ」「レクイエム」バッハ「カンタータ」等の宗教曲ソリストとして出演。現在プレイズフェローシップを設立し、合唱指導、地域コンサートを含む各種コンサート等で声楽家として活動。 |
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この声はすごい!深いところで人を説得する力がある、というか説得されてしまいました。3曲しか入っていないところが残念なようで、微妙に気持を引きずられます。ただしどの曲もじっくり聞く気になりますよ。打ち込み中心の音づくりですが、丁寧に作られていて、スケール感のある仕上がりです。 |
岩渕まこと(いわぶちまこと) |
'77年にコロムビアよりデビュー。「スーパームーン」「エアポケット」の2枚のアルバム を発表し当時のニューミュージック界をリードする。'78に日本のゴスペル界の草分けであ る小坂忠と出会いデュオで音楽活動をする。'96よりソロ活動を始め、音楽だけでなくミュ ージカルに出演するなど幅広く活動する。その歌唱力でドラエモンの映画「のび太の宇宙開拓史」のエンディングテーマを歌うなど、実力派として知られている。 |
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1997年5月発売。ソロ活動を始めての第一弾。この時集まったメンバーと、ペトラストリ ートというバンド名で現在も活動を共にする。このアルバムはライブアレンジをもとに作られ、全体にアコースティックな仕上がりになっている。 |
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1998年9月発売。演奏の中心はペトラストリートのメンバー。アレンジをキーボードの西 原悟が担当し、前作と違いぐっと作り込んだ感じになっている。ブラスやストリングスがいい味を出しているが、フルートで参加している中谷望が出色の出来映え。M10の神のストーリーで、その職人技を堪能して下さい。M1の永遠鉄道はロシア風なんだけど、なぜか日本人の心にグッと迫ります。 |
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2000年6月発売。全10曲中8曲は過去の自分の曲をセルフカバーしたものです。岩渕まこ との音楽活動のひとつとして各地の教会でのコンサートというのがあります。その時はほとんどギター1本の弾き語りです。ここに収録した曲は、長年のコンサート活動で多くの人に親しまれ、愛されている曲を集めました。そして演奏スタイルもコンサートと同じく弾き語りにしました。完全に一発録音なのですが、その歌とギターのテクニックに改めて聞き惚れてしまいます。 |
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2002年に岩渕まこと/ペトラストリートで行ったライブを収録したものです。1枚目は教会でのコンサートの模様が収められていますが、おしゃべりもたくさん入ってます。2枚目はライブハウスでのコンサートの模様です。おもちゃ箱をひっくり返したような、そんな楽しいライブが堪能できます。 |
万年 諭(まんねんさとし) |
栃木県で生まれ育ち、18歳で東京へ出る。21歳の時、プロダクションのオーディションに合格。プロのベーシストとしてバンド活動をした後、その才能を活かし、ゴスペルソングを歌うようになる。「take it easy」などのCDをリリース。 |
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すでに3枚目のCDですが、毎回ポップな仕上がりです。今回はギターサウンドを全面 に押し出したシンプル&ストレートなアルバムです。歌詞の一言一言に、彼のやさしさがにじみ出ています。じっくり聴いてください。 |
鈴木雪夫(すずきゆきお) |
米国ハートフォード大学・ハート音楽院にて声楽を学ぶ。帰国後ザ・ブレッスン・フォーという男性カルテットのベースとして活動し、テレビ朝日「題名のない音楽会」では、日本で最低音のバスとして紹介される。クラシックの世界でも貴重なオクタヴィアンとして多くの舞台に出演する。渡米中に感銘を受けた黒人霊歌をレパートリーとして、ピアノの箭川玲子と共に演奏活動に力を入れている。 |
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黒人霊歌はアメリカでは一つの文化として成立し、キャスリーン・バトルなど多くの声楽家が名盤を残しています。今はやりのゴスペルのルーツともいえるこれらの曲ですが、鈴木雪夫の心を震わす低音のメロディーは、人間の悲しみだけでなく、生きることの力強さを感じさせてくれます。 |
うたごえペトラシリーズ |
教会では数多くの聖歌、賛美歌が歌われています。それらの曲を作った人達は生涯に1000曲近くの曲を作ったそうです。そこで岩渕まことは考えました。「よし、僕も1000曲作ろう」。関根一夫さんが作詞し、岩渕まことが作曲をするということでこのプロジェクトが始まりました。毎月1曲づつ新曲が生まれ、うたごえぺトラというコンサートで発表しています。そこから生まれた曲を集めてCDにしました。 |
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シリーズ第一弾。このCDでも中谷望さんがフルートを吹いています。GOD BLESS YOUという曲は新聖歌という賛美歌を集めた曲集に収録され、多くの教会で歌われています。 |
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このシリーズも、ぺトラストリートでキーボードを弾いている西原悟がアレンジを担当しています。また、ジャケットの絵はテンペラ作家として活躍中の安藤文絵さんが描いたものです。あたらしい日本生まれの賛美歌を聞いてみて下さい。 |
Praise Team |
川口にある教会に集まるアフリカ人たちによる、ゴスペルチーム。チームの正式人数は未定だが、おおよそ30名ほどらしい。 |
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曲数は3曲となっていますが、1曲が15分くらいのメドレーです。大体がアフリカ語(?)で 歌っていますが、英語や日本語の歌もあります。でも、彼等の独特のリズム感で面 白い仕 上がりになっています。全編アカペラで、いくつかのパーカッションが入っているだけですが、あきません。このリズム感はなんなのでしょうか。 |
RON BROWN(ロン・ブラウン) |
サックスプレイヤーとして、ナタリーコール、スティービーワンダー、ホイットニーヒューストン等のライブやレコーディングに参加する。ManKind Recordを設立し、自分のアルバムはもちろん、多くのミュージシャンのプロデュースも手掛ける。出身地であるテキサス州オースティンでは、ロンブラウンデイを市長が定め、彼の生き方が一つの手本として若者たちにも受け入れられている。 |
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アーティストとしてだけでなく、プロデューサーとしても活躍しているロンが、世界中の都市で活動するミュージシャンと連係して、作品を作り上げるというプロジェクトを立ち上げた。その第一弾がこのアルバム。サックスのカークウェイラムを始め、多くのミュージシャンが参加しています。ほんと、彼の人脈には驚きます。ファンキーなものから、スムースジャズまでバラエティ豊かな内容です。 |
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収録されている曲の大半が、聖歌としてしたしまれている曲です。M1のCOME THOU…、こ れは本当の癒しなんじゃないですか。I surremder allは前作でも取り上げた曲ですが、ロン自信のテーマ曲です。この人も本当に音楽職人です。彼は日本語が上手なので、いつの日かピックアップコーナーに登場してもらいましょう。 |
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クリスマスコレクション。選曲もそうですが、演奏もやっぱりロンブラウン。あくまでソフトに上品に、まとめられています。 |
YVONNE WILLIAMS(イヴォンヌ・ウィリアムス) |
アメリカではTV,CF,MOVIEとメディア関係の仕事で、超が着くくらい売れっ子です。また音楽出版社との契約作家として、モータウンレコードからCDを出したりしています。フィリス・セント・ジェームスというペンネームで、数々のヒット曲を書いたり、アレンジャ ー、プロデューサーの肩書きもあります。それだけではなく、女優としても活躍しているという、なんと多彩 な人でしょう! |
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ジャズとゴスペルを融合させ、ポップな音づくりをしています。 |
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彼女は矢沢永吉のコンサートなどで来日経験があるようです。そのためか、日本贔屓のようで、自分で英語の歌詞を日本語に訳して歌っています。また、ジャケットの中の絵に日本画を使うなど、相当の入れ込みようです。もちろん歌も絶品! |
Tim Kepler(ティム・ケプラー) |
この人は不思議なプロフィールの持ち主です。10代でドラッグに溺れ、刑務所に入ります。出所後はホームレスとなり、食事も配給してもらう生活を送っていました。その食事を用意してくれた教会のクワイヤーで歌うようになり、4オクターブをカバーするその歌声はソプラノパートにはなくてはならないものとなります。そして多くの仲間に支えられ、今では建設関係の会社の社長という顔を持ちます。彼の音楽は年令や人種を越えて、多くの人に受け入れられ、彼と同じ境遇にいる人達に励ましを与えています。 |
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コンテンポラリーゴスペルとでも言うのでしょうか。けして派手な曲ではないのですが、ボーカリストとしての職人芸を味わうことができます。バックのミュージシャンもそんなに有名ではないのですが、アメリカは本当に人材が豊富ですね。イヴォンヌ・ウィリアムスもそうですが、活動の幅が広いのにも驚かされます。 |
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