第826回「聞き従う」
賛美にあふれた詩篇ですが、その中に大変教訓的な内容が書かれています。創造主である神様への礼拝が重要であるということと、私たちを生かし、支えてくださる保護者である神様への従順が求められているということです。
神様に感謝をささげ、賛美をささげ、祈りをささげることは本当に大切でありまたそれによって大きな喜びを受け取ることができます。礼拝の重要さは言葉で十分に伝えられるとは思えないほど、大きなものです。しかし、それと同時に、神様に信頼すること、神様への信仰、みことばに対する信頼を育てることもまた大変重要なことなのです。
礼拝者として成長することで、まちがいなく神様に対する姿勢が正されるようになり、神様への信頼の大切さも学ぶことができると、思いますが、礼拝は楽しいけれど、日常生活の中に神様の教えを反映させることができないと感じている人たちが意外に多い現実に驚かされます。
神様への礼拝と神様への従順、あるいは聖書のことばに対する誠実な応答が私たちの生活の場でもっともっと味わえればすばらしいですね。もう少し聖書のことばを考える習慣が必要なのかもしれませんね。日常的な出来事と聖書のことばがもう少し近くなるといいですね。そうでないと、いつまでたっても教会にいるときの顔と家にいるときの顔がまったく違うということになるかもしれませんものね。それは良くないことです。
パウロはこう書きました。
「あなたがたは神に愛されている子供ですから、神に倣う者となりなさい。」
エフェソ5:1
この言葉を実行するためにも「礼拝」と「従順」が必要ですよね。そしてそのためには「聖書のことばを思い巡らす作業」がどうしても必要になります。神様を喜ぶ一日となりますように。
祝福を心から祈ります。 |