本物の牧師が語る聖書からのメッセージ
「バイブル・エッセー」のコーナー!


知れ、主こそ神であると。主はわたしたちを造られた。わたしたちは主のもの、その民、主に養われる羊の群れ。 感謝の歌をうたって主の門に進み賛美の歌をうたって主の庭に入れ。感謝をささげ、御名をたたえよ。主は恵み深く、慈しみはとこしえに主の真実は代々に及ぶ。

詩篇、100:3〜5

第831回「声を聞き分ける」

羊のしあわせのためには、面倒見の良い羊飼いが必要です。羊には、自分の力で出来ることが限られています。しかも、集団の中にいないと、不安になります。まさに、羊の習性は私たち人間とよく似ています。だからこそ、聖書には羊という表現が、人間を指して使われているのです。

私たちのために「羊飼い」の役目を神様ご自身が果たしてくださるのです。私たちの役目は、その声に聞き従うこと。そして、その声を聞き取れるように、他の声と聞き分けることを学習すること。これは、聖書を少しずつ学んでいくことによって身についてくることのひとつです。そして、守られながら生きていることを感謝し、礼拝すること。

そもそもこの羊飼いは、私たちへの祝福の心で満ち溢れているお方なのです。イエス様はこう告白しました。「盗人が来るのは、盗んだり、屠ったり、滅ぼしたりするためにほかならない。わたしが来たのは、羊が命を受けるため、しかも豊かに受けるためである。わたしは良い羊飼いである。良い羊飼いは羊のために命を捨てる。」ヨハネ10;10-11

よい羊飼いからの祝福がありますように、祈ります。

関根一夫

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