本物の牧師が語る聖書からのメッセージ
「バイブル・エッセー」のコーナー!


主は泉を湧き上がらせて川とし山々の間を流れさせられた。野の獣はその水を飲み野ろばの渇きも潤される。水のほとりに空の鳥は住み着き草木の中から声をあげる。主は天上の宮から山々に水を注ぎ御業の実りをもって地を満たされる。家畜のためには牧草を茂らせ地から糧を引き出そうと働く人間のためにさまざまな草木を生えさせられる。ぶどう酒は人の心を喜ばせ、油は顔を輝かせパンは人の心を支える。主の木々、主の植えられたレバノン杉は豊かに育ちそこに鳥は巣をかける。こうのとりの住みかは糸杉の梢。高い山々は野山羊のため。岩狸は岩場に身を隠す。主は月を造って季節を定められた。太陽は沈む時を知っている。

詩篇、104:10〜19

第835回「今を大切に」

生かされているものはすべて、どこかで神様の慈しみに依存しています。神様は、創造主として教えられていますが、根源的には「生かそう」という心と「慈しもう」という心で満ちています。

神様は人間にだけ興味を持っているわけではなく、生きているものすべてに対して優しい心をもっています。神様が創り、神様がいとおしく思っているこの世界の中に身を置いて生きられることは決して小さなことではありません。今を大切に生きたいものです。

周りの人たちのみならず、梅や桃や桜、スイトピーなどの花々、松、竹、けやきイチョウ、はたまた、すずめもカラスも犬も猫も神様の守りの中にあることを一緒に喜びながら今日を過ごしたいものです。

生かされていることを喜ぶこと、それを生きる力にしたいものですね。

神様からの祝福と守りがありますように。

関根一夫

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