本物の牧師が語る聖書からのメッセージ
「バイブル・エッセー」のコーナー!


神よ、わたしの心は確かです。わたしは賛美の歌をうたいます。「わたしの誉れよ、目覚めよ、竪琴よ、琴よ。わたしは曙を呼び覚まそう。」

詩篇、108:2〜3

第838回「希望を捨てずに」

朝日の昇る前の一番暗さを味わう状況の中で、賛美をすることによって「曙を呼び覚す」ような気持ちを味わい、意気込みを感じ、希望を味わう。これは「悲しみの中で喜びを、不安の中で確信を、絶望の中で希望をもてるような神の奇跡」に通じる出来事です。

私たちが一番気をつけなければならないことのひとつは「希望を失わないように生きる」ことでしょう。他者から希望を奪われたり、自分自身で希望を切り捨ててしまったり、言葉で傷つけられ、希望を絶たれたり、人生の途中には希望を失いやすい状況、もっとも暗い状況がいろいろなところに隠されているのです。希望を捨てないように、神様からの約束を思い出し、闇は光に打ち勝つことはないのだということを心に言い聞かせながら「賛美」をしながら生きていきたいものですね。

私と岩渕まことさんの作品が入っているCD「永遠の慰め」に収録されている曲に、こういうのがあります。

「悩みの日には、静まって主の救いを待とう。
光は闇の中に輝いている。
希望を捨てずに、救いの日を待とう。
闇は光に打ち勝つことはない。
闇は光に打ち勝つことはない。

死の影せまり、悩むとき主の救いを待とう。
いのちはイエスの愛に守られている。
希望を捨てずに、救いの日を待とう。
闇は光に打ち勝つことはない。
闇は光に打ち勝つことはない。」

祝福がありますように心から祈ります。

関根一夫

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