私たちはいつの間にか、自分の力だけで生きていけるような気分を味わい、自分だけ頑張れば人生は何とかなるような気持ちになってしまっていることが多いように思います。
でも、ふと、我にかえると、自分の力だけでは、どうしようもないという現実に直面していることがあまりに多いというのもまた事実です。
聖書は、私たちが、神様によって生かされていることを常に教えています。今朝の詩篇にも、私たちが神様に対して「主人としもべ」のような関係で神様からの憐れみや優しさ、いくばくかの祝福を待ち望みつつ生きている姿が書かれています。
神様がきっと祝福し、きっと私たちを忘れず、私たちの必要に目を留め私たちを生かしてくださる、きっと必要を満たしてくださると信じてその恵みに期待する心、それが聖書の勧める信仰です。
神様に愛されていることを聖書から確認し、それを信頼し、その愛に期待しながら生きること、そこにこそ、希望があるのです。
祝福がありますように。