ここに書かれているヤコブという名前も、イスラエルという名前も神様を信頼しているあなたや私と置き換えることができます。
神様が私たちを選び、神様が私たちをご自分の宝物としてくれているという詩篇は、誰も私のことを理解してくれないとか誰も私のことを評価してくれないとか愚痴をこぼしやすい私たちにとって大きな励ましであり慰めです。
普通、神様を自分の大事な宝物のようにあがめるということが宗教における正当な行為として評価されるわけですが、聖書の場合、神様のほうで「あなたは私の目には高価で尊い存在だよ。あなたは私にとって、宝物のような存在だよ」と言ってくださると教えています。ここに、私たちの希望があり、絶望から守られる鍵があります。
もちろん、こういう言葉を「自分に語られているもの」として信じる必要があるわけですが・・。
自分の自己評価だけで自分の価値について結論を出してしまってはなりません。人がどう言っているかだけで自分の価値を判定してしまってはなりません。神様が、あなたをどのように見ているのか、神様があなたをどのように取り扱おうとしているのか、その部分をしっかり聖書を通して知る必要があります。
あなたは、神様にとって「宝物」のような存在、大事な大事な存在なのです。
そのことをしっかりうまずけますように。
祝福を祈ります。