さて前回までは
保険の目的って何なのか・・・
だから幾ら必要なのか・・・
という事を 考えました。
それゆえ理に適っている設計で
保険料も最も安くなりましたが、
ここで保険が併せ持つ
貯蓄機能にも目を向けてみたいと思います。
例えばですが、
「ここに二つの駐車場があります。
65歳まで元気に車に乗って借りる
と仮定して下さい。
どちらも環境は同じです。
料金は
片方は毎月2万円で
片方は9万円です。
片方が屋根付きで
片方は違うという事もなく
同じ環境です。
どちらがいいで すか?」
と聞かれたら
「バカ、そりゃ、おめー、
2万円に決まってるだろ?」
となりますよね。
「ハイハイ、まだ続きがありまして、
2万円の方は合計で
840万円掛け捨てですが、
9万円の方は3,780万円
全てお返しする契約になります。
つまり駐車場代コストはゼロです。
また2万円の方は
泣いてもわめいても
65歳までで駐車場はもう二度と
お貸ししませんが、
9万円の方は
65歳の時点でもしまだ車に乗って
いたいんだけど なぁ
と思えば幾らでも延ばして頂いて結構です。
もう車には乗らないから
契約を解約したいとなったら
おっしゃって下さい。
その時点では支払った駐車場代の総額に
利息を付けて、
総額より多い金額を
お返しします。
さぁて、どっちがいいですか?」
となれば、
払える人は9万円の方を選ぶでしょう。
・・・これが定期保険と
終身保険の違 いなんです。
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